産後多くの方が抱えるお悩み。それは、産後太りや産後の体型変化です。
妊娠中、水を飲むのも辛かったつわりがが落ち着き始めると、反動なのか何でもおいしく感じられて無性にお腹が空く。お腹が大きくなってくると息をしているだけで疲れるし、出かけるのも大変で家にいることが多くなると、ついついお菓子に手が出ちゃう。妊婦検診のたびに注意されるから、気を付けてはいるんだけど、、、お腹の赤ちゃんのためにもちゃんと食べなくちゃと自分に言い訳(?)して、気がついたら、体重は妊娠前から比べて15㎏増加。
「母乳をあげだすとすぐに痩せるよ!」という先輩方の言葉を聞いて、出産後も食欲に任せて食べていたら、あれ?さらに5㎏増。
幸いにも産後すぐに母乳が出て、完全母乳で育てているけれど、母乳をあげているとお腹が空いて、食欲は旺盛に。今度は母乳のためを言い訳に食べ続けている。一向に痩せる気配はないけど、このまま太り続けるのかな?
赤ちゃんのお宮参りで撮った写真を見て愕然。
「これはいったい誰?」「私ってこんなに太ってるの!?」
毎日鏡で見ていても、見て見ぬふりしていた自分の姿。でも写真で見てみると客観的な現実が見えてショック。
妊娠前は細かったのに、今では妊娠中に着ていたマタニティ用の服をそのまま着てる(妊娠前の服はどれも入らないから)。
産後太りをなんとか解消したい。ちょっとは瘦せなきゃな。
出産後は自然と痩せていくと思っていたのに、現実はむしろ太った。出産したはずなのに、お腹のポッコリが戻らない(もう一人入ってるんじゃない?)。
太った自分を見られたくなくて体型を隠すような服ばかり着たり、あまり人前に出ないようになったり、そんな自分がイヤになりますよね。
ダイエットしようかとも思うけれど、初めての育児に追われて、そんな時間も体力も残っていない。ほとんど家にいるから、食べることくらいしか楽しみがない。
頻回授乳で毎日寝不足、何で泣いてるのか分からない、赤ちゃんのお世話は本当に大変です。産後太りが気になっていても、自分のことを気にかける余裕は無いですよね。
産後太りで悩んでしまう理由
大事に大事にお腹で育ててやっと会えた赤ちゃん。赤ちゃんはとにかく可愛いし、健康に育ってくれている。夫も家事育児に協力的で、寝不足の私をいつも気遣ってくれる。こんなに幸せなはずなのに、どうして産後太りで悩んでしまうんだろう?
出産すると、それまでの「女性としての自分」「妻としての自分」という役割に「母親としての自分」という役割が加わります。しかもこの「母親としての自分」という役割が、生活の大半を占めるようになります。産後は価値観や生活様式ががらりと変わって、全て赤ちゃん優先。自分のことは後回しです。
でも、ふとしたときに「女性としての自分」や「妻としての自分」が顔を出して「認めてほしい」と訴えてくるのです。
妊娠前は体型を気にせず服を選んでたな、メイクやおしゃれを楽しんでいたけど、今は毎日部屋着で過ごしている。夫も以前は「きれい」「可愛い」と言ってくれていたけど、産後は全然言ってくれない。私って、もう女として終わってる?なんて卑屈になって自信を失くしてしまう。
赤ちゃんのお世話が最優先。ですが、「母親として」の役割だけがあなたの全てではありません。まだまだ女性として輝きたいと心のどこかで思っているのです。
産後太りや、産後の体型変化は自分でも目につきやすいので、特に気になってしまいます。
見た目って気になりますよね。
産後太りを服で解決、体型別の着痩せポイント
産後太りをダイエットで解消したいけれど、何から始めればいいか分からないし、そんな余裕もない。
母乳の出に影響しないか不安だからダイエットはまだできない。
いろんな理由で、産後太りは気になるけど、ダイエットには踏み切れないという方に、「着痩せ」という視点でアドバイスをお伝えします。
体型が隠れるような服ばかり着ていませんか?服は少しの工夫で着痩せができるのです♪
ここからは、以下の順番で体型別に着痩せのポイントをお伝えします。
1、産後のお腹ぽっこりが気になる方
2、産後の腰回りが気になる方
3、産後くびれが無くなり、全体的に大きくなった方
1 産後のぽっこりお腹が気になる方
お腹や腕やフェイスラインなどの上半身が気になる方は、縦のラインを意識して上半身をすっきり見せると着痩せの効果があります。例えば、柄はボーダーではなくストライプにする、シャツのボタンを開けて首元を見せるといった工夫ができます。
体型を隠そうとダボっとした服を着るとかえって太って見える場合があるので、ジャストサイズの服を着ることをおすすめします。
2 産後の腰回りが気になる方
腰や太ももの外はりやお尻などの下半身が気になる方は、上半身に目が行くような着方をすると、下半身が目立ちにくくなり、着痩せの効果があります。例えばウェスト切り替えが高めについているワンピースや、丈が短めのトップスを着ると重心が上半身に来るので、足長効果もあり下半身がすっきりとして見えます。
くびれの位置が高く見えるような着方をすると、お尻にかけてゆるやかに膨らんでいくので、下半身だけが目立つということが避けられます。
3 産後くびれが無くなり、全体的に大きくなった方
ぽっこりお腹というより、全体的に太ってくびれが無くなった、背中にもお肉がついて体の厚みが気になるという方には、ゆったりした体のラインを拾わないような服がおすすめです。ぴったりとした服は体の厚みが余計に強調されてしまう場合があります。また、ベルトなどでウエストマークを作るとメリハリができて全体的にバランスが良くなります。
まとめ
産後太りや産後の体型変化で自信を失くしてしまった。
また女性としておしゃれを楽しみたい!
妊娠前のように夫にきれいだと言われたい!
ダイエットができなくても、服の着方で産後太りをお悩みを解決しましょう♪
今回ご紹介したポイントはすぐに実践できるものばかりです。新しい服を買い足す必要はありません。
お手持ちの服で、できることから試してみてくださいね。
見た目が少し変わるだけでグッと心も変わりますよ。
当サロンは、きれいになりたいあなたのお手伝いをさせていただきます。