「自分の強みが分からない」
「これといった武器がない気がする」
「長所が思いつかない」
そう感じている人は、とても多いです。
でもそれは、
強みが“ない”のではなく、
探し方を間違えているだけかもしれません。
多くの人が
「頑張って身につけたこと」
「努力して評価されたこと」
を強みだと思いがちです。
けれど本当の強みは、
もっと静かで、もっと地味で、
”呼吸するみたいに自然にやっていること”
の中に隠れています。
努力で身につけたものは「武器」、でも「強み」は別の場所にある
たとえばこんな経験、ありませんか?
- 人並み以上に勉強して資格を取った
- 苦手を克服して、できるようになった
- 頑張った結果、評価された
もちろん、これらは立派な成果です。
でも、使うたびに少し疲れたり、
「気合」が必要だったりしませんか?
それは
努力で獲得した能力。
一方、強みは
使っても消耗しない。
むしろ、使うほど自然になる。
呼吸レベルの強みって、どんなもの?
呼吸レベルの強みには、
こんな特徴があります。
- やっている自覚があまりない
- 褒められてもピンとこない
- 「それ、みんなやってないの?」と思う
- 気づくと無意識にやっている
だからこそ、
本人だけが気づきにくい。
具体例①「聞く力」が強みの人
・相手の話を自然と最後まで聞いている
・相槌を意識せずに打っている
・相談されやすい
本人の感覚は
「普通に聞いてるだけ」。
でも周りからは
「話しやすい」
「安心する」
「つい本音を話してしまう」
と言われる。
これ、立派な強み。
しかも本人は
頑張って聞いていない。
具体例②「空気を察して動ける」人
・場の違和感にすぐ気づく
・誰が困っているか自然に分かる
・言われる前に動いてしまう
でも本人は
「気が利くね」と言われると、
どこかモヤっとする。
なぜなら
それは努力じゃなく、
無意識の感覚だから。
「気を利かせている」という意識がないのです。
具体例③「考えが整理されてしまう」人
・人の話を聞くと構造が見える
・問題点が自然に言語化される
・複雑な話を分かりやすくまとめられる
本人は
「勝手に頭の中で整理されるだけ」。
でも周囲からは
「分かりやすい」
「説明が上手」
「一緒に考えると楽」
と言われる。
これも、呼吸レベル。
なぜ私たちは強みを見逃すのか
理由はシンプルです。
楽にできることほど、
価値がないと思ってしまうから。
- 苦労していない
- 努力していない
- 誰でもできそう
そう感じるものほど、
「強みの候補」から外してしまう。
でも実際は逆。
努力がいらないのに、
周囲に影響を与えていること
= 強み
強みを見つけるためのヒント
もし
「自分の強みが分からない」と感じたら、
こんな視点で振り返ってみてください。
- 無意識でやっていること
- 褒められても実感がないこと
- 人に頼まれやすいこと
- やっても疲れないこと
そこに、
あなたの呼吸レベルの強みがあります。
最後に
強みは
「作るもの」ではなく、
思い出すもの。
頑張った場所ではなく、
自然に立っている場所を見てみてください。
あなたが
何の気なしにやっていることが、
誰かにとっては
喉から手が出るほど欲しい力かもしれません。
「そういえば、、」
と頭に思い浮かんだことがありますか?
それはもう
自分の強みに気づき始めているかもしれません。
腹落ちするまで、あと少し。
考えすぎて動けなくなったこと、ありませんか。
私自身、表に出ることや人との関わりが得意だと思われながら、
実際には強く消耗してしまった経験があります。
うまくいっているはずなのに、続けられなかった側です。
現在は、人前に出ることやSNSから離れ、
1対1で思考整理やキャリア設計をサポートしています。
「何が向いていないか」「どこで無理をしているか」を
一緒に言葉にすることが専門です。
このブログでは、
無理に前向きにならず、選択肢を増やすための視点を書いています


